名付け

妊娠8ヶ月 28週5日(緊急入院31日目)

お腹の赤ちゃんが産まれるまで
残り２ヶ月ちょっと。。。

早産にならないように長期入院しているわけで、
正産期までお腹にいてもらいたいけれど〰
どうなるか分からない。
早まった場合は、残り2ヶ月もない。

それなのに、夫婦二人ともの意見が合致する
良い名前が、未だに見つからない。。

主人の希望と私の希望の重なる部分が
何一つない上に、お互いの「感覚差」が　
かなり大きい。

例えば、主人は「雅ミヤビで、たおやか、
控えめな名前にしたい」と言っており、
私が思う「雅でタオヤカ、控え目」な
名前候補を伝えると、全然ピンと来ないらしく、
逆に、主人が候補に挙げる名前の数々は、
私の感覚からすると、子供がからかわれそうな
昔っぽすぎる名前な気がして、首を縦に振れない。。

唯一、二人して「この名前ならば」と
思えた名前は、義父の一言で、
いとも簡単に却下されてしまい(涙)
また振り出しに。。

万人が納得する名前なんて、きっとない。
お互いのジジババには申し訳ないけれど
私たち夫婦二人の思いを込めた名前を
つけてあげたい。
(心の奥底にある本音では、痛い辛い苦しい治療を
受けている私に候補を出させてほしいのだけど…)

しかし、二人の思いの合致ポイントも未だない。。
はぁ、、、、一体どうしたら良いのやら(*_*)

出生前診断(絨毛検査)

妊娠3ヶ月 11週3日

出生前検査=絨毛検査をしました。

私は命にかかわる遺伝病の保因者なので
賛否両論ありますが〰夫婦揃っての希望にて
絨毛検査を受けました。

本当は、不妊治療クリニックで凍結してある
受精卵を、母体に移植する前の段階で
検査する事が唯一承認されている慶応病院にも
検査依頼をしてありますが、待てど暮らせど
倫理委員会通過の連絡が来ないので、
私の高年齢の心配もあり、一か八かで
先に凍結卵を移植してから、着床後に検査する方法の
強行突破をしてみた形です。

姉も、第二子と第三子妊娠の際に
同じ検査の経験があり、直接お腹から子宮壁を
通り越して針を刺すので、かなり痛い！と
聞いていましたが…
担当医の腕が良いのか、私が痛みに強いのか
覚悟していたよりは、痛みを感じずに済みました。

針を刺して、絨毛を採取している間にも
モニターに映る我が子は元気に手足を動かしていて
私自身は、たとえ結果が陽性であっても
この子をなかったことには、絶対にしない！と
心に強く決めていました。

私の両親は、姉の第二子がどれだけ苦労して
生きてきたかを間近で見てきた分、
陽性であれば諦めなさい、と散々言われていましたが
辛いツワリで寝込んでいる最中にも
「絶対に産む！」と決意していたことは、
主人も知る由もありません。。。

結果→妊娠4ヶ月 13週2日目に「陰性の男児」
であることが判明し、やっと周囲にも
私の妊娠報告を出来るようになったのでありました。

ヘアドネーション

妊娠4ヶ月　14週4日

ヘアドネーションしました！

OL時代からずっとセミかロングヘアーで、
冬になると、ヘアビューロンと言うアイロンで
巻き髪を楽しんでいました。

結婚した頃からは、漠然と
「妊娠するまで伸ばしてみよう〰」と、
半分願掛けのような気持ちで髪を伸ばしていました。

ヘアドネーションについては、ネットでも
知っていたし、中学3年の時に白血病で亡くなった
親友が、最期はカツラを使用していたと聞いて
そのような人の役に立つ事ができるなら是非！と
以前から思っていました。

寄付できる長さ=31cm以上〰という事で、
カット後も、ボブくらいでいたかったし
そのためには、かなりの長さが必要でした。

途中、何度も切りたい衝動に見舞われましたが
なんとか堪え、ばっさりカットしたあとは
つわり中にもかかわらず、とても爽やかな
気分になれました☆

私の髪が、闘病中の見知らぬ誰かの役に
立ちますようにー！！！

主人のこと

主人は大のゴルフ好き。
私たち夫婦のお付き合いもゴルフがきっかけだし、
私自身も、妊活を始める前は
ゴルフライフを楽しんでいました。

妊活を開始してからは、体外受精だったこともあり
腰を捻る動きは好ましくない、との事で
全くクラブを握らない生活にも「授かるためなら！」と、すっかり慣れました。

件の主人は、独身の頃と変わらず
月4〰6回のラウンド生活。ラウンド予定のない
週末は、練習場でクラブを振らないと
不安だそうで(*_*)←その気持ちはチョット分かる。。

ある3連休に、東北旅行を予定していた折り、
私が不妊治療の代償で緊急入院となり、
旅行をキャンセルした事がありました。

主人は、予定の空いた箇所にラウンド予定を入れ、
口先では「楽しんできてね〰」と見送ったものの
本心では「妻が不妊治療の代償で緊急入院したのに、良く呑気にゴルフに行けるものだな〰」
「私だったら、週末しか会えないんだから
その時間をお見舞いにあてるのに〰」と
悲しくなって、病院でシクシク泣きました。

そして今回の緊急入院中にも
「◯日と◯日に、ゴルフ行くかも」と
夜中にLINEが入っていたので、再度泣く。。

今回は前回と違い、私たち夫婦二人の息子が
私のお腹の中にいる。。。
しかも、主人に代わって平日お世話をしに来てくれる
母が、旅行不在予定の期間だから
頼れる人は、主人しかいない。
母は、前々からずっと楽しみにしていた旅行を
私の緊急入院により「キャンセルする」とまで
言ってくれたのを、主人がいてくれるから
大丈夫！気にしないで行ってきてーと伝えたばかり。

でも、日頃の忙しい仕事の息抜き=ゴルフで
唯一のストレス発散方法で、無二の楽しみを
奪ってしまうのも、何か心苦しい。。。
私と結婚したばかりに、高額な不妊治療代や
手術、入院費用の負担をかけてしまっている事も
申し訳ない。。。

解決策を見つけられないまま、上記の通りの
モヤモヤする思いをありのままにレスしてみたところ
意外にもあっさり「わかったー、そこはゴルフ
入れないようにするー」と、、、

その週だけゴルフ予定を入れなければ良いのだと
捉えられたかもしれない(-_-;)

息子が産まれたら、可愛くて可愛くて
ゴルフに行くより一緒に過ごす時間を
優先してくれるようになるのか、
はたまた、今までと変わらないペースで
ゴルフに行く生活に変わりはないのか、、、
こればっかりは、産まれてみないと分からない。

姉や従妹から「ハナっから育児の協力を
期待しないでおくほうがいい」とのアドバイスを受け
割りきって、勝手にそうすることにした。。

主人=育児の必要経費を稼いできてくれる人！
よろしくね、新米パパさん！！

つわり

不妊治療クリニックで、凍結受精卵を
子宮に移植した日から二週間、
それまでになかったほどの旺盛な食欲に
「きっとこれは妊娠してるな〰」と
なんとなく感じていました。

ちょうど私の誕生日の翌日が、クリニックでの
妊娠判定日だったため、1日フライイングで
検査薬を試すと、見事に赤い線がくっきり！
自分への最高のバースデープレゼントになりました☆

体外受精なので、妊娠週数のカウントが
通常の自然妊娠とは異なる？ようで、翌日の
クリニックでの妊娠陽性判定日=妊娠4週4日目

この日から、妊娠8週頃までは食欲も旺盛で、
何を食べても美味しく
「ツワリない！ラッキー」と浮かれていました。。

が、8週を過ぎた頃から胃のムカムカ、常に喉が
詰まっているような不快感、ヨダレ過多、げっぷ、
何を食べても美味しくない、ポテチの匂いが不快、
水がプラスチックの味、愛犬が臭い、たまに嘔吐、
幾らでも眠れる、、、といったツワリ地獄が
始まり→日によって症状の重い軽いの違いや
時間帯による体調差はあれど、19週頃まで
続きました。

主人の後輩で、私と同じ頃に出産予定の方は
全くツワリがないそうで、バリバリ仕事を
こなしているのを聞くと、主人が内心、私の事を
怠け者と思っていやしないか、と心配になりました。
お台所に立つのもしんどくて
「食器をさげておいてね」とお願いした翌朝に、
さげてはあるけど、洗われていない食器を発見すると
悲しくて虚しくて。。。。

日頃、人一倍アクティブに動き回りたい性分で、
食べることも大好きな私にとっては、
涙を流す時も多々あったくらいの絶不調つわり経験
でありました。

世の中全てのつわり経験者ママさんたち、
二人目、三人目とまた出産する気になった
ママさんたち、もう尊敬しかありません！

4D

妊娠中、母親である私はツワリや胎動、
自身の身体の変化で、身籠っていることを
実感しまくりですが〰
どうにか父親にも実感してほしい！と
出産予定の病院とは別の産院にて、
胎児の4Dエコー撮影を予約していました。

実際にモニターで動く自分の息子の姿を見たら
感動するんじゃないかな☆と期待して
一番良く見えるという28週5日の休日に。

しかし、24週3日目から緊急入院となってしまった
ので、キャンセルかな。。と危惧しつつも
それまでに退院できるかもしれない！
せめて一時外出許可が貰えるかもしれない！との
希望を胸に、ギリギリまでキャンセルを
ふみとどまっていました。

予約日の一週間前、退院の見通しはないので、
ドクターの回診時に、一時外出許可を貰えないか
懇願するも、あえなく却下。。。

実家の愛犬の死も重なり、アラフォーなのに
涙を流して悲しむ私に同情してくれたのか
その日の晩のエコーを、いつもの2D画像から
4D画像に切り替えて、じっくり我が子の顔を
見せて下さいました！

…っていうか、この病院でも4D見られるの？！
だったら毎回見せてよー！！と思いながら、
息子が口をパクパクする様子や、
手を開いたり閉じたりする様子を、
一人で堪能したのでありました。。。

主人にも見せてあげたかったなー

子宮筋腫

25歳の時の婦人科検診で、1cmの筋腫が
2個あります、と言われていましたが、
特に気にすることなく、普通に生活していました。

32歳になった頃から、生理の経血量が
明らかに増え、就寝中、映画館やレストラン、
会社の椅子までも汚してしまうような惨事が
度々起こるようになり、、、
再び婦人科で診てもらうと、1cmだった筋腫たちは
4.5cmにスクスク成長しており、更なる新しい
筋腫たちもボコボコ誕生している、、と！

血液検査の結果、貧血にはなっていなかったので
半年に一回の経過観察を3年くらい続け〰
36歳の時に、大きさが5cmになったことを機に
毎月の大量出血から楽になりたい一心で
腹腔鏡手術を決意しました。

手術予約日までの半年間、筋腫を少しでも
小さくするためのリュープリンという
筋肉注射を、月に一度打っていましたが　
副作用のホットフラッシュが、とても辛かったことを
今でも良く覚えています。

そして手術。。。腹腔鏡の穴は、お臍の横に
二ヶ所。➕横切り4cm 　
(6泊7日の入院　全身麻酔)

術後11日で仕事復帰しましたが、とても
辛かった〰(*_*)　休めるなら3週間くらいあると
かなり体力回復すると思います。

その後の生理は、経血量も減り、
快適に過ごせるようになりましたが、
年々また量が増えて行き、徐々に筋腫再発。
41歳時に再度、子供が欲しい一心で
子宮内に少しでも着床スペースを作るべく、
今度は子宮鏡手術をしてもらいました。
(2泊3日の入院、全身麻酔)
→が、ほぼ意味なし。。。

42歳で、不妊治療クリニックの院長が紹介して下さった子宮筋腫オペに長けた執刀医のもと、
今度は初めての完全開腹手術で、
前回の4cmの横切箇所➕更に3cmの傷から
100個以上の小さい筋腫の塊を除去して
もらったのでした。。。
(7泊8日の入院　全身麻酔)

今、入院している病院と、前回手術をした病院では
「これ以上、子宮壁を削れない」と再々手術を
断られたのに、セカンド？サード？オピニオンもあるものなんだな、と実感しました。

この手術の７ヶ月後に、不妊治療クリニックで
凍結保存してあったグレード4ABの受精卵を
子宮に移植し、無事に着床→現在に
至っているわけです。